チューク諸島の概要 |
チュークはミクロネシア連邦に属しています。
正式名称は、
FEDERATED STATES OF MICRONESIA(FSM)・ CHUUK STATE です。
トラックとも呼ばれています。
トラック環礁を中心に、直径600kmの海域に散らばる島々の集まりで、
環礁外の遠くの島々にも沢山の人達が住んでいます。
スペインのミクロネシア支配時代から始まり、ドイツ15年間、日本33年間、アメリカ32年間、
の外国支配を経て1979年、ミクロネシア連邦として正式に独立しました。
首都のあるポンペイ州の他にヤップ州、コスラエ州、チューク州、の4州で構成されています。
国連の承認も得て日本との国交もあります。
現在は東京にミクロネシア大使館、ポンペイに日本大使館があります。
チューク州の人口は約6万人、グァムを除いたミクロネシア地域で最大の人口となっています。中心はモエン島(春島)です。
トラック環礁内にある島でチュークの様々な機関がこの島に集中しており、飛行場やホテルもこのモエン島にあります。
面積は約20平方kmで、小笠原の父島とほぼ同じ大きさです。
日本時代はデュプロン島(夏島)に海軍の基地が置かれ、その時の艦船群が環礁内に数多く沈んでいます。
現在、それらの沈没船は海底博物館に指定され、州政府によって厳重に保護・管理されています。
チューク諸島は、世界の沈船ダイビングのメッカとなり、アメリカの「世界のダイビングスポット・ベスト10」にも選ばれました。
今日では世界中から数多くのダイバーが集まってきます。
トラック環礁内には、100近くの無人島があります
その中で人が住んでいるのは、約20島、あとは全て無人島です。
環礁内ではこのような無人島や浅瀬、サンゴ礁などが無数に点在しており、
ダイビング、シュノーケリング、フィッシング、ボートツアーなど、
数多くのアクティビィティーを、訪れる人達に提供してくれています。
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エア・フライト インフォメーション 乗継便利用時 |
いずれもグァムからの乗継便になります。
グァムからチュークまではユナイテッド航空で1時間45分のフライト、
ユナイテッド航空の「日本⇔グァム」間は、下記の空港から就航。
札幌(新千歳)・仙台・東京(成田)・新潟 名古屋(中部)・岡山・広島・福岡
その他、日本航空、全日空をグァムまで利用する方法もあります。
GUAM → CHUUK のフライトスケジュール |
月・水・金曜
GUAM発08:20AM → CHUUK着10:08AM
日曜
GUAM発09:20AM → CHUUK着11:08AM
・日本からGUAM到着後、1泊あるいは空港待機が必要
・荷物はGUAMでPICK UP
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土曜
GUAM発19:51PM → CHUUK着21:42PM
・日本からGUAM乗継ぎでその日の夜に到着
・荷物はスルーでCHUUK受取り
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チューク国際空港 | |
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CHUUK → GUAM のフライトスケジュール |
火・木・土曜
CHUUK発16:20PM → GUAM着17:52PM
月曜
CHUUK発15:15PM → GUAM着16:55PM
・GUAM到着後、1泊が必要
・荷物はGUAMでPICK UP
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月曜
CHUUK発02:50AM → GUAM着04:30AM
・ホテルチェックアウトは日曜の夜中
・GUAMにて早朝便に乗継ぎ、その日の朝に日本到着
・荷物はスルーで日本受取り。
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出国の際は空港にて 出国税$30が必要です
現金US$でご用意ください
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気候・時差 |
日本から+1時間の時差。日本が正午の時、午後1時。
チューク諸島は北緯4〜8度の間に位置し、熱帯海洋性気候に属する。
雨季乾季の差がさほど顕著ではなく、モンスーン気候の影響が強いマリアナ地域とは
若干異なる気候を呈する。
年間を通して温度差は殆ど無く、常に30度前後。
12〜4月にかけては、北東の貿易風が強く海が荒れやすい。
6〜10月にかけては貿易風が弱くなり海も穏やかな日が多い。
台風は北緯15度前後の海域で発生し西進する。そのため、
本来は台風被害の少ない地域だったが、近年になり年に2〜3回の割合で、
台風に襲われるケースが増えてきている。
雨量は年間約3500mm前後。
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銀行・通貨 |
ミクロネシア連邦内の通貨はUS$、日本円は使用出来ません。
グァム銀行にて、日本円からUS$への両替は可能ですが
交換レートが高いので日本で両替しておく事をお奨めします。
US$から日本円への両替はできません。
また、どのホテルでも両替は不可能です。
BANK OF GUAM |
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グァム銀行チューク支店 営業時間 月曜〜木曜 09:00〜15:00 金曜 09:00〜17:00 土・日・祭日は休み
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郵便局 (ポストオフィス) |
港近くの中心街にある。 貝や熱帯魚、鳥などのローカル色溢れた切手もあり、
収集家には一見の価値アリ
営業時間:月〜金曜日 08:00〜16:00
土・日・祝日休み
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交通・タクシー |
海にも陸にも公共の交通機関は全くない。 タクシーはモエン島の北側と西側の道路がある部分に走っているのみ。
全てが個人のタクシーで、電話も無線も料金メーターも無い。 乗り合い制で1人いくらの料金。1人ずつ料金を払う。
距離にもよるが、1ストップに付き1人1〜2ドル位。
朝7〜17時頃まで島内を流しているのでそれをつかまえて利用する。
電話では呼べない。夜間は無い。日曜日・祝日は少ない
モエン島の一周道路は無い。
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電気・電圧 |
電圧は110V、ソケットは二股平ピン、停電が多く電圧も一定ではない。
通常ツアーでは支障ないが、長期滞在は変圧器を使用した方が賢明。
ホテルはドコでも発電機を備えているので、停電に対する心配はない。
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土産品・民芸品 |
土産品店は、ホテル売店と港の市場付近、そして空港前にと小さなお店が2〜3軒あり、
木彫りを中心とした民芸品や貝殻等を置いている。
民芸品は全て手作りなので、同じ品物を大量に求める事は不可能。
その他には、ダイビングショップや衣料品店のTシャツがある程度。
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注意事項・日焼対策 |
日焼には充分注意しましょう。
日焼止めと日焼後のローション、帽子、サングラスは必ずご持参下さい
泳ぐ時はTシャツを来て泳いだ方が良いでしょう。
日焼防止にもなりますし、サンゴから身体を守るのにも役立ちます。
ボートはオープンのボートです。
海が荒れている時は、波しぶきを浴びる事があります。
スコールなどにも備えて、ウィンドブレーカーがあると便利です。
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