日本統治時代のトラック諸島には、日本海軍第四艦隊の司令部が置かれ、
後には連合艦隊司令部や陸軍師団司令部も設置されました。
また、日本本土からの移民者も多く、
デュブロン島(夏島)を中心に諸島内の島々には沢山の日本人が住んでおり、
様々な仕事や暮らしをしていました。
このような軍関係や民間の建物跡が今も島の随所にみられます。
トラック環礁内外には80を超える沈没船があり、
そのうち環礁内の37隻の沈没船については、
海底博物館として州政府で厳重に保護されています。
その中のいくつかは、手軽にスノーケリングで楽しむこともできます。
モエン島(春島)、デュブロン島(夏島)、ポレ島(金曜島)、には
戦没者のための慰霊碑が建立されています。
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